本記事はスピリチュアルと占いの違いについてまとめています。
こんな方におすすめ
- スピリチュアルと占いの違いが知りたい方
- スピリチュアルをあまり聞かなくなった理由が知りたい方
スピリチュアルと占いの違いとは
スピリチュアルと占いの違いについて説明します。
占い(四柱推命、タロット、姓名判断、星座占いなど)の定義は統計学を利用することで占いの答えを導き出します。
一方でスピリチュアルの定義は人間が持つ五感、食感、聴覚、視覚などの5つの要素に霊的な付加価値を付け足すことにより成立します。
この中で言う霊感ですが、古来のスピリチュアルの場合は神様を信仰してその神様から答えを聞くと言うことが起源です。

スピリチュアルと占いの違いについて一言で表すと、統計学で見るか、非科学的な霊的なもので見るという事ですね。
占いの手法
占いの手法は、個人の抱えている悩みを聞きだし、占い師さんが得意な占い方法で運勢を占います。

そして、占いによって導き出された答えを、実際の悩みと照らし合わせ、補正します。
この補正がうまければうまい人ほど占い結果が当たるとされ、補正がヘタな人ほど占いが当たらないと言うことになりますよ。
スピリチュアルの手法
一方でスピリチュアルは、計算をもとに答えを導かない手法で、相手のことを客観的に見て判断をします。
この場合人間として抱えている問題をある程度予測しています。
どういったことで悩んでいて解決法としてはこうであると言う風に提示をすることが多いですね。
スピリチュアル占いはカウンセリングに近いです。
そのため、ある程度踏み込んだ質問をしてくることもありますね。
何回か通う必要があるものも多く、答えを出すことに慎重なスピリチュアル占いの人もいます。

スピリチュアルはなぜ流行らなくなったのか
2005年に放送されていた「オーラの泉」などでスピリチュアルがブームになり、テレビでも書籍でもスピリチュアルがたくさん取り上げられました。
ですが、2019年の今、スピリチュアルという言葉はほとんど耳にしません。

ではなぜスピリチュアルが流行らなくなってしまったのか、解説していきます。
スピリチュアルは、依頼主の守護霊と話をしてメッセージを代弁しているイメージがありますよね。
ですが最近は守護霊などについて言わないスピリチュアルカウンセラーの方も多いです。
それはなぜか。
実はスピリチュアルが廃れてしまった理由は、科学の発達です。
まず、幽霊を科学で考えた場合、存在はしないという結果ですね。
あくまで自然現象であると問題を片付けてしまう上に、大々的にテレビ番組で幽霊はいないとされる理由が解明されています。
見えてはいるが、触れることが出来ないエネルギー物質は「居ない」と定義されているため、霊的な物を信じる人は少なくなりました。
科学の発達で霊的なものを信じる人が少なくなったために、シャーマンと呼ばれる祈祷師やイタコと呼ばれる方々が減少ました。

霊的な話をして相手に語りかけるのではなく、あくまでも心理カウンセラーとして勤めを果たしている人が多くなりました。
占いもスピリチュアルも好みで選びましょう
占い統計学に基づいて結果を導き出します。
統計学は実際のデータをまだ信用するに当たると言うことです。
スピリチュアルの場合、計算などではなく、カウンセリングですので、占いとは違い的外れな意見を言われたりすることも多いのです。
スピリチュアルを扱った占いやカウンセリングには資格がありますが、結局の所カウンセラーです。
それだったら民間やよく分からない資格よりもきちんとした国が発行している心理カウンセラーを受けたほうがよいと言う結論に至りますね。
この問題がスピリチュアルカウンセラーを大きく減少させた問題です。
占いに絶対性も求める場合、資格を盾にするしかありません。
資格自体も民間やよく分からない団体の資格よりも国が発行している資格のほうが信用されますね。
ですので、実態の見えないスピリチュアル関係の占いはあまり信用されなくなってしまいました。
ですが、科学的には証明できなくても実際に目に見えない不思議な現象がこの世にあることも事実です。
