【体験談】産後の子育てで私を襲った心と体の変化とは!?気をつける事は?

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産後の子育てで私を襲った心と体の変化についての体験談です。

私は不妊治療の末に妊娠することができ、その後重いつわりでやせ細り、切迫早産のため出産までは自宅安静の日々でした。

出産したらかわいい赤ちゃんのお世話が待っていると思い、乗り切った妊娠。

いざ出産してみると産後うつや、腱鞘炎に苦しみました。

出産は今までの苦しみから解放される喜びかと思っていましたが、実際は壮絶な育児のはじまりなんですね。

壮絶な育児を少しでも笑って過ごせるように、産後の育児で気を付けるべきことを紹介します。

出産後の我が子について

赤ちゃんのお世話で育児ノイローゼになっている母のイラスト

わが子は産院の助産師さんが「よく泣く子」かもと言っていた通り、授乳の時以外はよく泣いていました。

やっと寝かしつけても、布団に降ろすと、それを察知したかのように泣き出す子で、どうしたらよいのかと途方にくれてる毎日。

そんな息子のお世話は想像以上に大変で、体力的にもついていくことができませんでした。

入院中の沐浴の練習では少し前かがみになるだけで、腰が痛くなってしまい、助産師さんの手助けがあってやっとできた状態です。

生まれて3キロ程とはいえ、ずっと抱っこしているのは、産後の体力のない身体にはかなり応えました。


産後の退院後に待ち構えていたもの

里帰り先での環境が辛く感じてしまいました。

2時間に1回の授乳にオムツ替え、毎日が徹夜のような状態は徐々に身体を痛めつけていきます。

しかし、ほかの家族全員は働いており、大人の生活をしているので、夜遅くまでバタバタとした物音が絶え、細切れ睡眠も思うように取れません。

また、日中夜の区別のない赤ちゃんは夜も泣きます。夜中に家族を起こしてしまい、時には仕事に支障を出させてしまったこともあり、居づらく感じてしまいました。

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腱鞘炎

産後1ヶ月半で自宅に帰り、晴れて3人家族となれたのですが、徐々に強い身体の不調として現れたのが、膝や手首の痛み、そして不眠です。

しかし、生後1ヶ月程の赤ちゃんを見ていてくれる場所はほとんどありません。

あったとしてもかなり高額で、簡単に病院へいけないストレスは焦りへと変わっていきました。

なぜみんなやっていることが自分にはできないのか、無性に涙が止まらなくなってしまうことも。

そんな私を見かねて夫が1ヶ月の育休を取ってくれました。

やっと病院へ行くことができ、整形外科では、(疾病名:「変形性膝間接症」、「腱鞘炎」、「足底筋膜炎」
たくさんの診断が下され、驚きましたが、納得できて安心した気持ちもありました。
筋力不足の中、産後すぐに育児をスタートしたため、膝への負担が大きく、それをかばおうとする腰や手、さらには踵に炎症を起こしていたのです。

参考記事産後腱鞘炎になった私がおすすめする予防法は?痛みはいつまで続く?

産後うつ

メンタルクリニックでは、カウンセリングを受け、診断結果は「産後うつ」。

このどん底から回復へと向かうためには試行錯誤があったのですが、大事なことは「外の人と話をすること」でした。

例えば、産後には市の赤ちゃん訪問があり、保健師さんが家まで来て様子をチェックしてくれるのですが、それっきり連絡をとっていません。

困っていることを話してみると、家まで来てくれて、少し安く使えるヘルパーや一時預かりのサービスが生後3ヶ月から利用できること、その方法について教えてくれました。

このおかげで病院へ行くことができるようになったり、少しリフレッシュする時間も持つことができます。

また、通っている病院を変えてみる余裕が出たことは大きかったですね。

整形外科については、足の装具や靴をオーダーメイドできるところに変更し、筋力アップのためにプールで運動がよいとのことで、市民プールのプログラムに参加もしてみました。

運動のためだけでなく、そこで出会った人とのおしゃべりも楽しいもの。

整骨院も産後の骨盤矯正を専門で行っており、かつ子供も託児してくれるサービスもあるところに変更しました。

通いやすさはもちろん、同じような境遇のお母さんがいると知り、心の安定にも繋がります。

こちらで産後うつについて詳しく書いています。
参考記事産後うつはいつまで続いた?ならない為の2つの対策

産後に気をつける事

女性がこちらに向かってアドバイスをしているの写真

妊娠中は何かと赤ちゃんを優先せざるを得ない10ヶ月になると思うので、そのため自分は我慢することに慣れてしまいがちです。

しかし、出産後は我慢しすぎないでください。

私は、授乳中だから、薬が飲めないしと考えたりしましたが、ミルクでも赤ちゃんは育ちます。

一人にならない

とにかく1人にならないよう行動することも大事。

里帰り先、本当に余裕がありそうでしょうか。

みんなやっているからでなく、冷静に考えてみるべき。

もし厳しくても、親が近場に住んでいるようならどれくらいなら来てもらえそうなのか、きちんと話あっておくと安心ですね。

人と話す

古い友達だとしても出産経験のある友達がいれば勇気を出して連絡をとってみるのも手です。

困ったとき、ネットで検索してばかりでしたが、解決策などありませんでした。

「人は人と交わって生きている」とは恥ずかしいセリフのようですが、子育てにおいて本当にそうです。

ボロボロな自分をさらけ出しても大丈夫。

せっかく生まれてきたわが子との時間が苦痛になってしまわないよう、ぜひ、人との対話を維持できるような工夫することをおすすめします。


産後は慣れない育児でボロボロ

妊娠中の体調は人それぞれですが、誰もが傷を負っているボロボロな状態からのスタートであることに間違いはありません。

特に、産後は産褥期として自宅にこもりがちなため、精神的にも孤独になってしまいます。

心身ともに辛い中、母親としても新米状態。

不安であって当然です。

そして重症化してヘルプ!!な状態になってしまってから生後1、2ヶ月の赤ちゃんを見てくれるヘルパーさんを見つけるのは一苦労なのです。

辛いと感じたときは早めに声をあげて行動に移してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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