山口県下関市で毎年2月11日に開催される「下関ふくの日まつり」についてまとめていきます。
「ふくの日まつり」の会場は、ふくの取扱量で日本一を誇る南風泊市場ですよ。
この記事の要約
- 下関はなぜフグが有名なのか
- 下関ふくの日まつりの日程や南風泊市場までのアクセス
- 下関ふくの日まつりで行われるイベントは?
- 車で南風泊市場に行く際のおすすめ駐車場
下関とフグの関係
下関とふくの関係についてですが、まず「ふく」という呼び名の経緯についてお話していきましょう。
一般的には「ふぐ」と呼ばれているのに、下関および西日本では「ふく」と呼ぶ人が多くいるんですよ。
これには諸説あるのですが、「ふぐ」が不遇に繋がり、「ふく」が福に繋がるからであるとも言われています。

「ふくの日まつり」も、昔の呼び名を受け継いで命名されているのでしょう。
南風泊市場はふくの取扱量で日本一を誇っていますが、下関市内には、日本最大のふくの取扱い市場として知られている唐戸市場もあります。
なぜ下関はふくの集積地となっているのでしょうか。その理由は下関の立地にありました。
下関は、東シナ海、日本海と瀬戸内海を結ぶ交通の要となる場所に位置しています。
東シナ海、日本海、瀬戸内海ともにふくの好漁場。
またトラフグの産卵地である玄界灘沖や瀬戸内海西部沿岸に近いこともあり、下関はふくの街として発展していきました。
好立地というだけでなく、下関をふくで活性化しようと考えた人が多数現れたのも後押ししていると考えられます。
すばらしい条件のもと下関の活性化を願う市民の努力があり、今のような下関とふくの関係ができ上がりました。
下関ふくの日まつりの日程やイベント
2月11日(月・祝)午前9時から午後1時まで下関市南風泊市場仮設セリ場(下関市彦島西山町)で、「第23回下関ふくの日まつり」が開催されます。当日は、先着1000食のふく鍋が振る舞われる他、子どものふくの掴み取り、袋セリ体験など「ふく」にまつわるさまざまな催しが行われます。 pic.twitter.com/rQ3jpzJP81
— 下関市公式ツイッター (@CityShimonoseki) February 8, 2019
【開催日程】2020年2月11日(火)
山口県下関市では、毎年2月9日を「ふくの日」とし、それにちなんで毎年2月11日の建国記念の日に、「下関ふくの日まつり」が開催されています。
【時間】9:00~13:00
4時間限定で行われるので、その4時間に集中して大勢の人が南風泊市場に訪れます。
「ふくの日まつり」では、
ふく刺や他水産物などの即売会
ジャンボふく鍋の無料提供
袋せりによるオークション
ふくの料理教室
ふく刺しなど豪華賞品が当たる大抽選会
など、ふくに関係するさまざまなイベントが行われています。
特に毎年恒例となっているジャンボふく鍋の無料提供は、先着1,000名様限定なので長蛇の列となりますよ。
南風泊市場までのアクセス
【住所】〒750-0093 山口県下関市彦島西山町4丁目11−39
南風泊市場までバスで行く場合、南風泊市場から徒歩5分ほどの場所にあるバス停「渡瀬」で下車すると良いでしょう。
下関駅から「竹の子島」行きのバスに乗車すると、20分ほどで到着します。
車の利用を考えている方に悲しいお知らせなのですが、南風泊市場には駐車場がありません。
下関駅付近には駐車場がたくさんあるので、下関駅周辺まで自家用車で行き、下関駅からはバスもしくはタクシーを利用すると良いでしょう。
下関駅には、常に何台かタクシーが駐車しています。

おすすめの駐車場
下関駅周辺のおすすめの駐車場をご紹介します。

駐車料金や、お得な割引情報についても紹介します。
おすすめ駐車場①シーモール
「ふくの日まつり」のついでにお買い物や映画を観る場合は、「シーモール」の駐車場の利用がおすすめ。
下関駅に隣接しています。
【営業時間】7:00~23:00
時間 | 料金(30分単位) |
7:00~19:00 | 100円 |
19:00~23:00 | 50円 |
23時以降も宿泊料金で駐車することもできます。
時間 | 1泊料金 |
19:00~翌10:00 | 1,000円 |
「シーモール」もしくは「下関大丸」で買い物をした場合には、
1,000以上のお買い物で1時間無料
3,000円以上のお買い物で2時間無料
10,000円以上のお買い物で3時間無料
になります。
出庫の際にレシートを提示することで割引が適用されます。
この金額は複数枚のレシートを合算することができるので、小さなお買い物でもレシートを大事に保管しておきましょう。
下関駅には「シネマサンシャイン」という映画館も隣接しているのですが、そこで映画を観た場合は駐車料金が5時間無料になります。
買い物も映画鑑賞も車を出庫するまでに利用することで割引が適用されるので、「ふくの日まつり」の後に楽しんでも良いでしょう。
おすすめ駐車場②タイムズ下関駅西口
「ふくの日まつり」に行くだけなので駐車料金は可能な限り抑えたいという方には、「タイムズ下関駅西口」がおすすめです。
タイムズは全国展開しているコインパーキングとして有名なので、利用したことのある方もいるのではないでしょうか。
「タイムズ下関駅西口」では、最大102台収容可能です。
駐車料金は30分200円
区分 | 1日最大料金 |
平日 | 600円 |
土日祝 | 1,000円 |
24時間出庫可能なので、早朝から駐車可能ですよ。
「ふくの日まつり」の開催は9:00~13:00と限られているので、午後はゆっくり下関観光に行かれても良いですね。
さきほど駐車場についてご紹介したシーモールでお買い物をしたり、シネマサンシャインで映画を観たり…。
ちょっと行動範囲を広げるのであれば、唐戸市場の方に行ってみてもいいですね。
注意ポイント
唐戸市場に行くのであれば、朝市で盛り上がっている時間帯に行くのがおすすめです。
夕方になってしまうと、市場は閑散とした状態になってしまっています。
「ふくの日まつり」以降に唐戸方面へ行くのであれば、「海響館」や「はい!からっと横丁」という遊園地で遊ぶのがおすすめですよ。
下関ふくの日まつりでフグ三昧
南風泊市場は、下関のふぐのせりの本拠地です。
おいしいジャンボふく鍋を食べて温まりましょう。
水産加工品(ふぐ、うに、くじら、あんこう)などなどの即売もありすよ。
