本記事は坂手敦史について、フッカーの詳しい役割もまじえながら解説していきたいと思います。

スクラムの最前線で、左プロップと右プロップに挟まれて、中央で相手と押し合うポジションです。
日本代表では、長らくこのポジションには、堀江翔太というベテランが第一線で働いています。
ですが、どのスポーツにも言えることですが、レギュラーの選手がいくらすばらしい選手でも怪我などの理由で試合に出られないこともある。
そのため控えの選手が充実していることも重要ですよね。
代表のフッカーのポジションには、堀江翔太のほかに坂手敦史がいます。
この記事で知れること
・坂手淳史のプロフィール
・坂手淳史の経歴
・フッカーの大きな役割2つ
・フッカーが最近求められている新たな役割
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坂手敦史のプロフィールと経歴
日本代表の練習後、坂手淳史選手が取材に対応。世界選抜戦で好調だったラインアウトのスローイング、最近はブラウンコーチと練習しているそう。「体を真っすぐしたりフォロースルーのスキルや知識を持っているので」。NZ戦には「テレビで見ていたチームとやれるのはワクワクしている」(谷口)#rugbyjp pic.twitter.com/fdApX7t1p2
— NIKKEI Rugby (@nikkei_rugby) October 31, 2018
【所属】パナソニックワイルドナイツ、サンウルフルズ
【ポジション】フッカー(FO)
【身長】180cm
【体重】104kg
【誕生日】1993年6月21日(33歳)
【血液型】A型
【出身高校】京都成章高校
【出身大学】帝京大学
【ニックネーム】サカテ、アツシ
坂手敦史の経歴
坂手家はお父さんと、お母さんが実業団の経験があるバレーボール一家ということで、小さいころは坂手敦手もバレーボールをしていました。
しかし中学校入学時、バレーボール部がなかったため競技をつづけることが出来なくなったのです。
そんな時、おさななじみの南藤辰馬(現在近鉄ライナーに所属)に誘われてラクビー部に入りました。
そこから坂手敦史のラクビー人生がはじまったのです。
高校は京都成章高校に入学。
このとき高校日本代表に選ばれました。
そして、大学は帝京大学へ入学します。
帝京大学では1年生の時に日本選手権で、トップリーグのチームであるパナソニックワイルドナイツ相手にビッグタックルを連発。

大学4年生のときにはキャプテンもつとめ、大学選手権7連覇の立役者となりました。
大学を卒業するとパナソニックワイルドナイツに入団。
さらに同じ年、日本代表に選ばれて初キャップも記録します。
翌年にはサンウルブズにも選出され、現在まで代表、サンウルブズともに、継続的に招集されつづけているんですよ。
坂手敦史のポジション、フッカーの役割
坂手敦史のポジションはフッカーです。
フッカーには大きな役割が2つあります。
1つはスクラムをまとめること。
フッカーは、スクラムの最前線の真ん中、1番力が集約するところに位置しています。
そのため、右プロップと左プロップ、その後ろのロックなどの選手の中で、どこのポジションの押しが弱いかなどを判断しやすいのです。
そこで、プレーが切れたときなどに改善点などを、ほかの選手に伝えます。
短い時間で簡潔に伝える能力が求められます。
また、スクラムは全体のまとまりが重要です。
どんなに素晴らしい選手たちをそろえていても、みんなの動きがバラバラならば、まとまって1つになったスクラムには敵いません。
ですから呼吸を合わせて、相手と当たる瞬間に力を出せるようにする必要があります。
その呼吸を合わせる役割も、真ん中にいるフッカーがになうのです。
つまりフッカーは、声とプレー、両方でスクラムをまとめるポジションというわけですね。
2つ目は、セットプレーのときのパス出し。
ラインアウトと呼ばれるセットプレーのとき、フッカーの選手はジャンパーにパスを出す役割があります。
これもジャンパーが、ジャンプの最高点に到達したときにキャッチできるようタイミングを合わせなければなりません。
もちろん精度も重要です。
この役割もまた、大事な仕事の1つです。
以上2つが、おもなフッカーの役割です。
力の強さとリーダーシップ、そしてパスを出す技術など多彩な能力がもとめられます。
そして最近のラクビーでは、フッカーにはさらなる役割が必要とされるようになってきました。
それがフィールドプレーです。
スクラムでの仕事が終わっても、それで役割が終わりということはなく、チームの状況に合わせてみずからボールを運んだりします。
守備でもバックスの選手たちとともに、相手をタックルで止めたりしなければなりません。
つまり、ランやタックルといったナンバーエイトのような役割も、はたす場面が出てきたのです。
坂手敦史は機動力、突破力にとくに優れており、このラン・タックルといったプレーを得意としています。
もちろん、体重100kgをこえる体から生み出されるパワーや、大学でキャプテンをつとめたリーダーシップなど、フッカーに求められる基本的な能力も持ち合わせています。
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ラグビーW杯のフィールドに立てるのか
坂手淳史はほかの日本代表選手とくらべて、変わり種の選手というわけでもありません。
これからの次世代の選手にふさわしい、近代的な選手と言えます。
今の段階では、堀江翔太の控えの位置にいる坂手敦史ですが、自身の得意なプレーをアピールすれば、逆転でレギュラーをつかむ可能性もあります。
現在プロップの選手には怪我人が続出しており、急ごしらえのメンバーでスクラムを組むことになります。
呼吸を合わせることができるリーダーシップの持ち主が求められます。
そこもポジション争いの鍵となるでしょう。
はたして坂手敦史はワールドカップの試合開始をどこで迎えることになるでしょうか。
ぜひ、ベンチではなくフィールドで迎えてほしいですね。
応援が盛り上がるラグビー日本代表のユニフォームもありますよ。
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